2016/03/22 12:18
”保育園落ちた、日本死ね”のブログが話題になっている昨今。
日本の保育事情って、深刻だな、と心を痛めている毎日です。
ブログのお母さんの気持ち、日本の父母代表みたいなところがありますね。
うちは幸い保育園に入れましたが、
保育園に落ちてないから想像も出来ないかというと、そんなことはありません。
もし落ちていたら、って想像することは難しくないからです。
独身のときに、自分の予想外の行動をする全く未知な存在である、子供との暮らしを想像することは限界があります。
なぜなら、今までに経験のない、本当に未知の存在だから。
でも、子供がいる場合、保育園に行っていなかった場合を想像することは、出来ます。
それは、
土日にずーっと子供とともに過ごすことが、平日もずーっと、になること。
自分が病気でも飛び跳ねている子供の面倒はみなくてはならない時間が、長くなること。
自分が仕事に行って金銭ややりがいを得ることが、できないこと。
そして、仕事復帰までの時間が長くなるほど、
復帰することへのハンディが大きくなったり、精神的にも焦りを感じたりすること。
それに加えて、日常的にストレスを抱えます。
電車にベビーカーをのせると周囲の冷たい視線・・・とか。
また、働いている母親が請け負っている家事のレベルも、世界一とか聞いたことがあります。
そんな負担を、日本の母は負っています。
保育園は義務教育化するべきだ、という議論もありますが、
ごもっともだと思います。
教育や医療は、皆平等に受けられる権利にしてほしいと思います。
ひと昔前に日本は、アジアでゆるぎないNo.1の経済大国でしたが、
今、そしてこれからどんどん周辺の国に追い抜かれていきます。
英語を話せる人口も、まだまだ少ないでしょう。
そして、子供も減っていく。老人が増えていく。
そんな中で、世界で生きていけるような子供を育てなくては厳しいかもしれない。
でも、今の日本では、
子供を預かってくれる保育園すら足りていない。
ましてや、
優秀な教育を受けさせるには、親も稼がなくてはならないのに出来ない。
なんだか、出口が見えません。。。
母親が楽しくゆとりを持って、子育てと仕事を両立できる環境を実現させてほしいものです。
よく、フランスの出生率の高さを耳にしますが、
フランス女性の母としての輝く生き方を聞けば、当然!と思ってしまいます。
↓
↓
フランス女性はなぜ仕事を続けられるのか
http://toyokeizai.net/articles/-/67964
↓
フランスが出生率を回復させた理由
http://mamapicks.jp/archives/51865429.html
↓
パリ在住ママが「フランス式子育て」から学んだこと
http://mamapicks.jp/archives/52110643.html
母のゆとりが、子供の安心と自立を育むはず!
孤育てとも言われ、厳しい現代の子育て環境ですが・・・
ママ自身が自分で自分を苦しくしないように、
少しでもストレスのない楽しい子育てをこころがけたいものです。
私自身も、夫にも協力してもらい、
資格の勉強をしたり、たまには一人きりでお芝居を見に行ったりして、
なるべく自分のやりたいことをあきらめないように、ストレスをためないように、と心がけています。
それでは今日も良い一日を!
http://happy2gift.thebase.in/